年金額は毎年変わる!知らないと損する「年金改定」のしくみ
- 竹内 和也

- 3 日前
- 読了時間: 2分

「年金って、一度決まったら変わらないんでしょ?」
そう思っている方は多いかもしれません。
でも、実は年金額は毎年見直されています。
2026年も金額が変わっています。
年金は「物価・賃金」と連動して動く
日本の公的年金には、1階部分(国民年金)と2階部分(厚生年金) があります。
国民年金はすべての人が加入する基礎部分、厚生年金は会社員が上乗せで加入する部分です。
この年金額は、毎年1月に発表される消費者物価指数(物価の動き) と
名目賃金変動率(給与の動き) をもとに、年度ごとに改定されます。
物価が上がれば年金も上がる、という仕組みです。
ただし、物価がそのまま反映されるわけではありません。
ここに「マクロ経済スライド」という調整機能が働きます。
少子高齢化で現役世代が減っていく分、将来の給付を維持するために、
年金の伸びを少しだけ抑える仕組みです。
2026年度、いくら変わった?
2026年度の改定では、国民年金(基礎年金)が前年度比1.9%の引き上げ、
厚生年金(報酬比例部分)が2.0%の引き上げとなりました。
具体的な金額でいうと、
国民年金(満額):月額69,308円 → 70,608円(+1,300円)。満額が7万円台となるのは初めてです。
厚生年金(夫婦2人・モデル世帯):月額232,784円 → 237,279円(+4,495円)
でも「実質的には目減り」している
数字だけ見ると「増えてよかった」と感じるかもしれません。
ところが、2025年の物価変動率は3.2%。
年金の引き上げ率より物価の伸びのほうが大きいため、
実質的には年金の購買力は目減りしている状況です。
つまり、名目上は増えていても、生活コストの上昇には追いついていないというのが現実です。
まとめ
年金額は「固定」ではなく、経済の動きに合わせて毎年変動するものです。
増える年もあれば、実質目減りする年もある。
だからこそ、年金だけに頼らない資産形成の視点が大切になります。


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